京都、世界遺産「二条城」北側に位置。平安宮内裏跡(天皇のお住まい)の一角に建つ築120年超の町家
出水町家では現代ではなかなか目にかかれない伝統的な京町家の建築構造をご覧いただけます。出水町家の玄関は「猿戸(さるど)」と呼ばれる腰をかがめてでないと通れないような小さな扉。出水町家に入ってすぐ、まっすぐ続く土間には「火袋(ひぶくろ)」と呼ばれる町家ならではの吹抜け。出水町家2階にあります「虫籠窓(むしこまど)」は町家建築特有の窓で、縦の格子状の固定窓。 これら造りは町家の特徴ですが、今では残す町家も少なく貴重な存在です。