土、石、漆喰、木、漆、和紙、硝子、鉄の8つの素材をテーマにし、源泉掛け流しの露天風呂をしつらえた12のヴィラを持つ美術館のような宿。お食事は素材を生かした美味と滋味をお楽しみください。
木造建築に鉄素材のひとつ、コールテン鋼を大胆に用いました。経年変化により浮かび上がる錆の質感が、山々の風景に溶け込みます。
国産のスギを内外装にふんだんに使いました。木という自然素材のやわらかさや優しさに触れ、ゆったりとした刻を感じてください。
どことなくしっとりと潤い、澄んだ空気で心地よく満たされる。伝統的な素材「漆喰」が持つ調湿などの特性を存分に体感できる空間です。
原初的なあたたかさとやわらかさ。そして郷愁を誘う土の棟です。茶人・千宗屋氏監修の茶座敷「抱土」を特別に擁します。
地元で産出する菰野石の巨石をアプローチとリビングに配しました。石に触れ、その力を肌で感じる。そんな非日常を体験できる空間です。
障子を通したふっくらとやわらかな光に包まれる棟。天井と壁も和紙貼りにした居間は、紙が生み出すやさしさと静けさに満ちています。
曲線を描くのびのびとした空間は左官職人のつくる土壁ならでは。アフリカの木製家具やプリミティブアートに囲まれ、時空を超えた滞在を。
白く塗装されたスギと、錆色のコールテン鋼。静謐さと力強さが対照的な素材が林の中に浮かび上がる建築は、アート作品そのものです。
森に囲まれた高台に立つ棟には、スギ材をふんだんに使いました。無垢の木材に囲まれて、室内にいながら森林浴の気分を味わってください。
建物の内外の壁に地元の菰野石を大胆に使用しました。寡黙で力強い石に守られて静かに過ごす、非日常の醍醐味を。
「硝子」がテーマの棟です。白一色で統一した建築から望む、ガラス越しの光と緑の木々。清潔感と透明感に満たされます。
「玄」とは黒の意。「漆」をテーマにした棟では、建築の外壁やインテリア、特注の黒漆の浴槽からアートまで、「黒」の宇宙に身を委ねてください。